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貧困をなくすことはなぜ大切か~SDGs~

Hola!

2015年、150以上の国連加盟国が「持続可能な開発目標」(SDGs)を掲げました。でっかい話です。このSDGsを通して、今、世界で何が起きているのか、知りたいと考えています。

家と会社の往復だけでなく、たまには視野を広げてみようじゃありませんか。

 

前回の記事:

世界を変えるための17の目標(SDGs) - 家庭持ちセミリタイヤをめがけて

SDGsのNo.1、貧困をなくそう 

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この記事は国際連合広報センターHPの情報を基に書いています。

 

貧困をなくすことはなぜ大切か?

貧困ってどんなイメージ?

風呂なし・トイレ共通のアパートに住んでいる。裸電球の下で夫婦と子ども3人が質素な食事を取っている・・・かな?いや、なんか薄っぺらい想像ですね。

日本で”普通”に育ち、あまり貧困には出会ってこなかったので、ちょぼい想像しかできない。世界の貧困になるとたぶんレベルが違う。もはや、想像すら厳しいです。

 

生きることに必死

国連の資料によると、「世界には7億以上の人々が依然として、極度の貧困の中で暮らしています。健康、教育、水や衛生へのアクセスなど、多くの最も基本的ニーズを満たすために必死です」。

 

つまり生きることすら厳しく、必死にならざる負えない。

 

私たちが音楽やテレビゲーム、旅行などを楽しめるのは、安心して生きられるから。もし、ノドにナイフを突きつけられていたら、何も楽しめないはずです。極度の貧困とは、そんな状況なのかもしれない。

しかし、普通に生活していれば命が危険にさらされることなんてほとんどない。

 

ちなみに、SDGsの定義では、極度の貧困とは1日1ドル25セントで暮らす人のこととされている。1ドル25セントは150円くらい。ひと月4500円で暮らしている計算になる。日本では、時給800円のコンビニで働けば、6時間で稼ぐことができる。日本の感覚では簡単だ。しかし、なぜかそれができない社会構造に落ちてしまっている。7億人もの人々が。

 

貧困が広がっている原因は?

国連によると、失業、社会からの排除、災害、疾病、およびその他の現象に対する脆弱性が高い人々(高齢者、障がい者、新生児、妊婦などと思われる)がいることなどが考えられるとのこと。おそらく、複数の原因が複雑に絡んでいるのでしょう。

 

なぜ、他人の経済状況を心配する必要があるの?

遠くの他人なんて知らねーよ!って思う人は多いだろうね。そういう正直な気持ちは大事。聞きたくないが正直な気持ちを覆い隠したままでは、うまくいかないでしょう。

国連は次のように考えています。

「世界中の人はつながっていて、影響を及ぼしあっている。貧困のような不平等が広がれば、政治や社会の緊張が高まり、悪化すれば情勢不安や紛争の原因になる」

ありえそうな話ですね。7億人が世界に不満を持ったら一部の人はテロに走るのではないでしょうか。そしたら日本も安全では無くなりそうです。

 

貧困の解決には1750億ドルあれば可能

1750億ドルというのは経済学者の計算らしいです。およそ19兆円です。多いようだけど、20年くらいかけて、いくつもの国が出し合えば可能な金額な気がします。出せれば、ね。

 

貧困の解決には誰でも貢献できる

途方もない金額を示されれば、個人でできることなんてないような気がしてくるけど、そうではないです。多くの人が関心を持てば、政府の取り組みを変えていけます。そのために、こうしてブログで発信することも貢献になるでしょう。微力でも。