クラウドクレジットでセミリタイヤはできるのか
おはよう。ビーグルです。
先日、書いたクラウドクレジットを利用してセミリタイヤできるか皮算用をしてみた。
クラウドクレジットはセミリタイヤ準備に有効なのか
皮算用って楽しいよね。たとえ理論上の話であってもセミリタイヤへの希望が灯る。理論上できるのであれば、あとは現実と理論のギャップを埋める方法を探せばいいのだ。まず理論から考えよう。
計算条件
・大卒で正社員になる
・初年度から年60万円を頑張って貯め始める(毎月5万円)
・就職2年目からクラウドクレジットで運用(仮年利5%)を始める
・以上を定年まで続ける
計算結果
赤ラインのように資産が増えていく。ただ貯金するだけなら青いラインになる。その差は歴然。ちなみに緑ラインは赤と青の差額。
やはり継続は力だね~。さらに退職金+年金もらえるなら老後は安泰でしょう。
しかし、わたしのようなセミリタイヤ希望者は60歳まで正社員を続けない。セミリタイヤ時期としては遅くとも40歳がいい。それ以上遅くなると老化が進んで思ったようなセミリタイヤ生活ができない。
40歳時点での資産はというと、1688万円となる。これっぽっちでセミリタイヤなんて考えることもできない。
独身セミリタイヤのためにどのくらい貯めたらいいのか
独身の生活費ってどんなもんでしょうか。生活保護費を基準にしようと思って調べた。
(http://seihojouken.com/seiho/?p=53)
年齢や家族構成などによって支給額が違うようだけど、一旦、40代を想定すると、支給額はざっくり8万円+アパート代になるよう。結構もらえるのね
地方の安アパートに住めば4万円あれば足りるでしょう。つまり、月12万円、年にすると144万円必要なわけだ。
この144万円をクラウドクレジットの分配金のみで稼ぎ出すと、
144万円÷5%=2880万円
これだけの元手が必要になる。言い換えると、これだけの資産があれば一生働かなくていい。
これをさっきのグラフと照らし合わせると、48歳には貯まる。
思ったより遅いな・・・。甘くないもんだね。
40歳でセミリタイヤしたいならあと8年早めないといけない。そのために給与からの積立を100万円まで増やせば行ける。毎月5万円貯金に加えてボーナスを全額貯金すれば可能じゃないかな。本気でセミリタイヤを目指すならこのくらい頑張れるでしょう。
家庭持ちセミリタイヤではどこまで貯めればいいのか
家庭持ちと言ってもいろんな家庭があるわけでひとくくりにするのは難しい。そこで、考え方を変えて、サラリーマンの生涯賃金を基準にすることにした。どんな家庭だろうと、生涯賃金を人生かけて使っていくわけでしょう?
生涯賃金調べました。
(サラリーマンの生涯年収はいくら?学歴別の平均や手取り額をまとめてみた | 素晴らしくNiceChoiceな世界)
男、60歳まで働く、退職金含めない、の条件で手取りは2億1430万円になる。
え?多くない?
これって、大企業の出世しまくった人が平均上げちゃった数字じゃないの?
って思っちゃったので、ざっくり2割減額しまーす。
はい、生涯賃金の手取りは、1億7144万円でーす。
つまり、お父さんだけ働く家庭では1億7144万円の貯金があればセミリタイヤできそうです。
これを40歳までに貯めるには・・・
無理に決まってる!
もう考えるのやめた・・・
結論
クラウドクレジットを利用してセミリタイヤは、
・独身の場合、年間100万円を運用に回せば40歳でセミリタイヤ可能
・家庭のある方は無理
のようです。
しかし、定年まで運用した場合の分配金が4000万超ってすごいなぁ。
計算条件のギャップについて
今回は理論上の話です。一生正社員で働くとか、5%運用を一生続けられるとか、そういった条件が現実には崩れる可能性がある。人それぞれ事情は違うので、自分の状況と照らして参考になってくれれば嬉しい。