家庭持ちセミリタイヤをめがけて

会社に縛られずに生きたい!家庭も持ちたい!わがままを叶えようともがくお話。当ブログは移転しましたhttps://beple.info/

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有休ウォーズ ~自由を守るための戦い~

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 こんにちは。ビーグルです。

 

今期もあと2か月切った。仕事的に期末を意識する必要性はあまりない。3月末の区切りを気にするわけは、有給休暇が消えてしまうから。

 

サラリーマンの皆さんはよくわかっているでしょう。この仕組みを。有給休暇(有休)は2年以上繰り越せない。そして次の4月に繰り越せない有給をわたしはあと6日残している。すべて使おうとしたら、月に3回も休まないといけない。これは目立ってしまう。目をつけられたら指摘されて取り消さざる負えなくなる。

なんてことだ!

 

有休の大切さ

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週5も拘束されてしまうような自由のないサラリーマンにとって、自由に休みをとれる有休は唯一会社から逃れられる手段。自由を渇望するわたしにとってはお金を払ってでも欲しいもの。平日の昼間からコーヒー片手にネット三昧している解放感はたまらない。

だから、この有休がなくなってしまうという事態を見過ごせない。

 

 

有休取得の難しさ

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毎週休もうとすると結構目立つので指摘される恐れがある。というか、経験済み。もちろん、指摘されようが業務計画が成り立っていて、説明できれば問題ない。

 

しかし、これが難しいところ。

 

業務計画なんていたるところに遅れのリスクが潜んでいるわけだから、業務計画について細かく指摘され始めたら説明できなくなる。つまり、指摘をされた時点で有休を取れなくなる可能性が高い。だから最初から指摘をされないように申し出ないとダメ。

「有休とります!他部署の対応待ちなので、この日は休んでも業務に支障はありません!」とか自信をもって言えば、上司も「休んでよし!」しか言わないでしょう。

ここで、自信無さげに話すと上司も不安になっていろいろ質問してくる。気を付けよう。

 

あと2か月で有休6日取りたい

こんなに頻繁にとれるのか?ちょっと考えてみる。

毎週1日休めば当然取り切れる。しかし、あまりにも目立つ。当然、厳しい指摘を受け説明に困ってしまう。

では、2週間ごとだったらどうだろう。

来週から2週間ごとに休むとすると、3月末までに4日使えることになる。しかし、これでは2日が消えてしまう。この2日をどうするか。

1日休むのが目立つのであれば、半休を使っていく。2日の休みを4回に分けて散りばめていく。具体的にはこう。

 

 2/9 有休

 2/16 半休

 2/23 有休

 3/2 半休

 3/9 有休

 3/16 半休

 3/23 有休

 3/30 半休

 ※金曜日に休むと仮定

 

うーん。具体的に上げてみるとはっきりするね。

理屈抜きで不自然すぎる・・・。無理だこりゃ。

もうインフルエンザにかからないと消化できない!

 

 

計画有休と突発有休 

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計画有休がにらまれて、体調が悪いという突発休暇が許される風潮に納得いかない。わたしは比較的風邪をひきにくいので、当日の朝に会社に電話して休む「突発有休」をやったことがほとんどない。休むときは予め休むと宣言する「計画有休」。計画有休の大変さは既に話した。それは私用より業務を優先的に考えるから大変になる。それに対して「突発有休」は会社に電話一本いれれば簡単に休める。業務より私用が優先されるわけだ。もちろん、体調が悪いなどで突発的に休まざるおえないからそうなるのでしょう。事情があるならしょうがない。理屈はわかっている。

しかし、これを頻繁に取る人を見ると、頑張って計画有給を取ろうとすることがバカバカしくなってくる。健康体は損じゃないか!仮病使って休んじゃおうかな~とか考えちゃうよ(実際はやらないけど)。

 

はい、ただの愚痴です。体調悪い人は迷わず休むべきと思います。 

 

 

 

有休をとりにくいのは仕組みの問題

 なんで正当な権利を行使するのに変な気を使わなきゃならない?

それから、なんで消えるの?

 

そして会社側のやり口が汚い。

法律上、有休を取り消させるのは違法だ。だから、日にちを変更させる。

そもそも業務なんて残業する前提で目いっぱい入っているのだから有休の調整に苦労する。それをずらされたら1, 2日後にはならない。週・月でズレる。これを繰り返されたら3月末を越えてしまう。

これは有休を取り消させたと何が違うの?

 

はい、愚痴です。

 

もちろん、会社だって有休を消さそうとしているわけではないでしょう。単に業務遂行を第一に考えているだけ。その結果、どうしても個人の都合である有休取得の優先度は下がる。

 

 労働者「休みたい」

 経営者「業務優先」

 

この両者の意見は相容れない。

 

あちらが立てばこちらが立たずだ。

つまり、仕組みの問題なのだ。

相容れない意見の中で妥協点を見出し、両者が納得するルールを作らないといけない。理想はね。 実際はなかなか進まない。

 

話が少しずれるけど、残業時間については労働者側の意見に仕組みが寄ってきて、規制の動きが進んできているね。

これは妥協点を見出そうと誰かが苦労したのではない。労働者の自殺問題が浮上したから話が動き出した。誰かが死なないと話が進まないのはとっても残念であるが、人が死ぬレベルの労働環境が改善されるのは喜ばしい。これで生かさず殺さずの環境ができあがるかな?

 

この話が残業だけでなく、有休にまで話を広げてほしい。労働時間の問題だから同じ枠で話されるべき。

 

ルールを変えるのは本当に苦労が多いし、時間がかかる。だからルールを変えようとする人を応援しよう。そして、変わるまで時間がかかるから、業務計画の裏で虎視眈々と有休を計画しよう。

 

 

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